カニエ歯科

愛知県豊川市

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歯周病

 

歯周病とは・・?

歯の成人病「歯周病」 -歯の抜ける原因は虫歯と歯周病にあり-

歯周病とは、歯を支えている歯の周りの組織(歯ぐきや骨)を 破壊していく病気です。歯肉炎は、歯茎が腫れるなどの症状をいいますが、歯周炎は、骨にも炎症を起こし、そのうちに歯の骨が痩せていき歯がぐらつきはじめます。

口で呼吸する・糖尿病・熱い食べ物好き・免疫系の病気・ストレス 血液疾患・ビタミン不足・歯ぎしり・ホルモンの乱れ・喫煙・疲労 なども歯周病と密接な関係があります。つまり、歯周炎は、20歳を超えた人に多いのです。

 

 

ではどうして歯周病になるのか?

歯の磨き方が悪く、汚れを取りきれていない事が原因にあげられます。歯周病の原因はプラークで、これは虫歯の原因ともなる細菌のかたまりのことです。

歯周病菌と呼ばれる細菌が 集まるプラークは、付着した食べカスが放置されたことから発生します。食べカスは放っておくとやがてプラークに変化し2~4日ぐらいで歯肉に炎症を起こしはじめ、一週間程度で本格的な歯肉炎へと進みます。

また歯周病菌は菌が抜け落ちるまで戦い続けるのでこうなる前にプラークをきちんと取り除いておくことが大切です。
つまり、食べカスがプラークに変化 し、2~4日で歯肉に炎症が起き、 1週間で腫れあがり歯周ポケットが出来、(歯肉炎) さらに、歯周ポケットにプラークが入り込み、プラークは歯石に変化し症状が悪化します。

 

また、さらに悪化すると膿がでてきて、歯肉や歯槽骨を溶かしてしまうことになるのです。(歯槽膿漏)

どうやって予防すればいいのか?

歯周病の原因であるプラークは、最初の取り除きやすいうちにブラッシングでとることが最大の予防になります。日頃のブラッシングで歯のまわり(特に歯ぐきの近く)のプラークをきっちりとることが一番大切です。

 

 

歯周病Q&A

Question

歯肉炎と歯周炎の違いとは・・・

Answer

 

歯肉炎は、歯茎が腫れるなどの症状をいいますが、歯周炎は、歯が植わっている骨にも炎症を起こし、そのうちに歯の骨が吸収域歯がぐらつきはじめます。


 

Question

歯周病は一度なったらもう治らないのか?

Answer

 

歯周病の原因はプラークですから、ためない・ふやさない努力をすれば治すこともでき、 予防もできます。定期的な検診で歯石を取り除き、菌にプラークがつかないようにします。


 

Question

歯周病になりにくい食生活は?

Answer

 

歯周病予防のひとつにバランスのとれた食生活があげられます。 全身の健康管理として歯周組織の抵抗力を増す食品(ビタミンA、C、D、E、K、カルシウム鉄分など)をとるように心掛けましょう。